先日爪を剥がしてしまったプッチですが一週間後に病院で診ていただいたところ、お陰様で経過は良好で今は痛がる様子もなく元気に過ごしています。
心配性の私はお散歩の際に靴を履かせたい気持ちをぐっとこらえています・・・😊
ところでみなさん、Boris O'Kleinって画家をご存知ですか?
ボリス オクライン Boris O'Klein(1893-1985)は、モスクワ生まれのフランス人画家、漫画家で擬人化された犬の版画や水彩画を多く制作しています。
名前はご存知なくても彼の作品はどこかでご覧になっているかもしれません。
彼の作品との出会いは確か17、8年位前、友人へのプレゼントを探しに行った代官山ガンプスの壁にディスプレイされていた銅版画でした。
その銅版画がこの「 Dirty Dogs of Paris 'Chacun Son Tour'」です。
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おトイレを順番待ちしているワンコ達の表情が何とも言えないぁって。
スコティッシュ・テリアもお行儀良く?並んで待ってるし〜〜😁
ユーモアセンス溢れるこの作品に一目惚れしちゃいました。
が、その時のそのエッチングの装丁があまり好きな感じではなかったんですよね・・・。
欲しかったんですが散々悩んだ末に諦めました。
で、その後も思い出すとネットで検索したりしてましたがこれと思うものには出会えず・・・。
それが、昨年の夏に出会ってしまったんですね💓💓💓
USA ebayに↑この4作品がセットで売られていたんです!
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初めて出会った作品(下)の他に、みんなで揃って楽しそうに塀にシーしてたり(上)、色っぽいワンコの誘惑に負けそうになったり(中段左)、おトイレの順番待ちの列への割り込みは絶対に許さないぞって団結したり(中段右)、と人間味あふれるワンコ達が登場していて4作全て気に入りました。
何しろ全ての作品にスコティッシュ・テリアが登場していますし〜!
私にとっては安いお買い物ではなかったんですがこれを逃したらもうご縁はないと思い、思い切って清水の舞台からジャンプしました。
あっ、この装丁に関しては好きでも嫌いでもないって感じだったので「良し」としました😊)
手元に届くまではちょっと不安だったんですが、何しろこれでもかってほどに丁寧に包装されていて遥々アメリカから無事に届いてくれました。
ボリス・オクラインのDirty Dogsシリーズをどうしてこんなにも気に入ってしまったかというと
たぶんセナ、ハッピー、プッチがみんな男の子だからなのだと思います。
セナがお散歩中にマーキングばかりしていたので今度は絶対にマーキングしないように躾ようと心に決めていたのに、セナが入り込んでいる?ハッピーもマーKINGでその息子プッチは父を見習い・・・
躾は完全に失敗し、お散歩=歩く事、ではなくお散歩=マーキングと勘違いしている
電信柱命の息子達がマーキングする度に、なんだか街を汚しているようで(勿論お水は掛けますが)暗澹たる思いになります。
が、この版画を見ていると(そんなに落ち込まないで大丈夫、それって男の子ワンコの本能だもん、仕方ないよ!)って慰められているようで少しだけ心が軽くなるんですよね。
我が家にやってきた愛すべきDirty Dog達に心癒されている私です。