先住犬ウィートンのスコティッシュテリアシェリーの履いていたソックスを丸ごと食べてしまたチビスコティッシュテリアのファラは病院での催吐処置により事なきを得ました。
シェリーにソックスを履かせるのはもう危険です。
シェリーはエリザベスカラーを着けるとフリーズしてしまう為、手術後等は浮き輪状のカラー(こちらにはさほどの抵抗感がない様子)を着けていましたが、スコティッシュテリアはマズルが長いので今回腫瘤が出来た前肢には舌が届いてしまいます。
なのでファラが病院から戻ってからはエリザベスカラーを着けましたが、やはりこれがどうしてもイヤだそうで着けた途端にフリーズ状態になり全く動きません。
そのうちに慣れるだろうと思いましたが、いやいやどうして、何時間でも固まっています。
スコティッシュテリアの「イヤなものは絶対にイヤ!」という強固な意志を変える事は無理なようでして・・・
根負けした私は翌日の夕方になってエリザベスカラーを外し、ソックスを復活させました。
が、悲劇が繰り返されないよう、ソファにいるシェリーとローテーブルの間にサークルのフェンスを差し込み、テーブルの脇にオットマンをピッタリと付けて置いて、👿ファラからのガードを強化しました。
が、・・・が、・・・が、
有ろうことか悲劇は繰り返されたのです。
ちょっと目を離した隙にシェリーがソックスを履いていない事に気づいた私は思わず自分の目を疑いました。
「えっ?えぇっ?!シェリー、ソックスどうしたの?ねぇ、ウソでしょ?」
「ありえな〜〜〜い!」
大声で叫んでへたへたと座り込む私の側にファラがきょとんとして座っていました。
※ 本犬による再現画像です。
今度こそ大変な事になりました。
再び駆け込んだ動物病院での催吐処置で(前日の催吐処置の後に吐き気止めの注射をしていたせいもあり)吐き出さなかったんです。
で、世田谷の夜間救急病院「TRVA動物医療センター」へ行くことになりました。
TRVAでは担当の獣医師から『念のため再度催吐処置を施し、ダメなら内視鏡手術、それで取り出せなかった場合は開腹手術になる』との説明を受けました。
あぁ、シェリーがエリザベスカラーでどんなに固まっていようとソックスを復活させるべきではありませんでした・・・
全て私の責任です。
病院の待合室でファラを待つ間、自分の読みの甘さを痛感しどれだけ後悔したことか・・・。
まだ1歳に満たないファラの体が心配でしたが、何とか無事に手術が済むことを願うしかありませんでした。
幸いなことに内視鏡手術が無事に終わり、ファラと病院を後にしたのは翌日の朝4時半。
私の不注意で催吐処置や全身麻酔、内視鏡手術とファラの体に負担が掛かることをさせてしまい本当に可哀想なことをしたと猛反省しています。
皆様もどうぞ誤飲誤食にはくれぐれもお気をつけくださいね。
だそうです。
と、2回続けてスコティッシュテリア ファラのソックス事件をお話しましたが実は「おまけ」があります。
次回はその「おまけ」をお話させてください。
(引っ張るなぁと言うお声が聞こえてきますが 笑)